尚志教育センターは創設9年目を迎え、センター所属研究員数は全職員の1/3を超え、益々
その果たす役割や機能に期待が寄せられている。
「教育は人なり」であるが故に、いつまでも学び続ける教師でありたい。 “森羅万象ことごと
く師ならざるもの無し、と言われるように日常の創造的教育実践と研修を怠ることなく精励、精
進が必要になります。
併せて、教師は常に課題を構造化しながら解決の筋道を立てる修行が大切になります。
論語(為政第2の31)に
子曰く、学びて思わざるば即ち罔し、
思いて学ばざれば即ち殆うし、
とあります。
教育は科学性を重んじますが、一方では洞察力、直感による「ひらめき」で物事が解決してい
くこともたくさんあります、この「ひらめき」を大切にしたい。
教師が子どもの前に立ったとき、若いとか年輩とか言うことは許されません。
若い教師だからという甘え、ベテランであるという奢り、それは容赦されるものではありません。
特に、若い教師は「ゆっくりいそぎながら」、教師としての必要なことを謙虚に学ぶことが大切です。
幕末の儒学者 佐藤一斎は、言志四録の一説に「三学戒」として次のように述べている。
「少にして学べば、即ち壮にして為すことあり、
壮にして学べば、即ち老いて衰えず、
老いて学べば、即ち死して朽ちず。」
研修を重視し、何時においても、学ぶことの大切さを説いています。
何時までも学びつづける教師でありたいと思います。
T、平成21年度実施予定 尚志教育センター主催研修
1、尚志教育センター所属研究員研修(6月・9月・2月)
2、新任副校長、教頭研修(5月・6月・7月・9月)
3、10年経験者研修(8月)
4、教育事務・経理事務担当者研修(8月)
5、尚志学園新採用者研修(3月)
6、高等学校職能研修「学年主任・副主任」研修(6月・11月)
7、高等学校専門研修「教科指導・学級経営」(7月・8月・12月)
8、自主研修<学内外任意参加者による教育手法・指導法に関する研修>
(6月・7月・10月・12月)
U、尚志教育センター主催研修の流れ
新任職員研修 |
尚志教育センター研究員研修
第一回 研究課題の設定 |
尚志教育センター研究員研修
第二回 教育実践研究発表会 |
尚志教育センター研修会
教科指導・学級経営
教育事務・経理事務 |
○ 建学の精神、 ○ 学園人として
○ 就業心得 ○ 教育講話
○ 教師のよりどころ
○ 建学精神の吸収・深化・具現化
○ 教育研究の進め方
○ 教師のよりどころ(こんな教師に)
○ 教育講話
○ シラバスと評価 ○ 教科指導
○ 組織的な学校経営 ○ 自己啓発
○ 人間関係を大切にした学級経営
○ 採用2年目課題研究発表会
○ 教育研究会(討論)
○ 教育講話
○ 生徒の意欲を高める授業の工夫
○ 学級づくり
○ 教育事務・経理事務
○ 中堅職員としての職務遂行能力
○ 学校経営評価
○ 望ましい教師像
○ 教育講話
○ 学年主任の任務と役割
○ 学年・学級経営指導実践計画
○ 学年経営と組織化
○ 副校長・教頭の心得と任務
○ 教育法令と学校管理
○ 私学の特性と独自性
○ 尚志教育ビジョンづくり